浜に通い始めると、風について考えることが多くなる。
セオリーとして、
・風表がベイト寄って良い
・春は南風
・秋は寒くなければ北風もOK
ってのはよく言われるが、それを我が浜の釣りに当てはめてみる。
◼︎まず、2/26の惨敗考察
北風4mで南側でやったのが主な要因ではないか?
この前の数日も寒く水温低下気味のところに、北風でシャロー浜は冷え冷え。
またベイトもまだマイクロスタートしてないので、北風で南側に寄ってる訳ではない。
(1匹しか見つけられず、マジで…)
バチはいるかもしれないが、この浜は多くない。
(というか、バチは全然まだわからん…)
つまり、北風を受ける風表でのメリットが何もなかったということ。
寒くて活性低いだけ…
水温の影響が大きい厳寒期、バチは少ない場所で、マイクロもまだいない季節では、南側で北風を受けるのはただの冷え冷えシチュエーションだってことなんだと、いったん結論づけ。
◼︎水深と風の関係
浜は基本シャローだが、相対的に浅い深いがある。
また、湾奥なのでほんまに流れが出にくい。
ゆえに、風がすごく重要と考える。
特に、シャローは。
理由は、シャローの場合、上が風で流されたら、ボトムまでとは言わないまでも、大部分が影響を受けて流れてる状態になると考えられるから。
もしくは、魚が中層にいても表層の流れに反応するような状況になるのではないか?
逆に深場では、表層「だけ」が流れている形となり、風のおかげで流れが出てる状況とは言いにくい。
深場は水流自体が必要なんやろう。
◼︎横からの風(北西風、南東風)
立ち位置的からの向かい風、追い風はやりやすいが、やりにくい横からの風。
こいつらは基本嫌だが、浜の場合は無風よりは良いのではないか?、と考える。
理由は、湾奥で流れ弱い場所で、流れを作ってくれるから。
流れがあって、風向きと逆ならさすがに厄介だが、浜で使う軽量ルアーなら風下には投げやすくなる。
そしてそこでダウン(ウインド)ドリフトができる。
ドリフトで釣ることを前提にするなら、横風もウェルカムなんだと思う。
◼︎釣り場に当てはめてみる
【東浜南側】
マイクロ真っ盛りの5-6月が最善か。
ベイトパターンの秋、もしくは逆に暑い夏(つまり冬以外)とかで、急激な水温低下とならない状況なら、南側は北風ウェルカムなんかもしれないが、デカいイナッコは爆風でもない限り、そんなに流されない気がする…
(青潮もリスク)
シャローならではの、マイクロベイトが寄ればイージーかも。
逆に南風はベイトが遠ざけられて良くなさそう。
「冬以外でベイトのいる季節の北風」狙いか?
※ただし、その頃にはもうエイが…
【中浜北側浅場】
東浜南側と同じくシャロー。
しかし向きが逆なので、
「基本は南風」が狙いか。
【東浜北側or中浜北側深場】
ここらは深い。
だから風の影響はシャローほどはないと思われる。
厳寒期は風を頼りにしてもあかんだろう。
理由は、活性低いタイミングでは、魚が浮いてないし、そもそもベイトおらんので、風による好影響がないから。
しかし、暖かくなってきて活性上がって表層のベイトを食う季節なら、南風でベイトが寄せられ、さらに流れも作ってくれる状況になれば、かなり良いのではないか?
「冬を越えてからの南風」ってことか。
まだハクサイズの6月迄、もしくはカタクチが入ったタイミングがいいかな?
つまりやはり5-7月くらいかなぁ。
【東浜瓦礫ゾーン】
ここも、上の北側深場ゾーンとセオリーは同じなんだろうが。
ここはむしろ潮通しが良いと思われるため、大潮みたいなタイミングが良さそう。
今回のテーマの風よりも、潮の方が優先するイメージ。
※とある方が、大潮で釣ってる
以上、浜と風の関係について。
季節、水温、風、潮、ベイトの種類…
これらの掛け算で狙い方が絞れそうや。